株式会社 広岡組

街中によくあるブロック塀。ブロック塀の寿命は意外と短く、劣化が進むと地震や台風の際に大きな事故を招くことになります。メンテナンスをしていれば30年くらいの寿命ですが、何もしていない場合は10年から15年と短い寿命です。ブロック塀の劣化のポイントや、危険性も覚えておきましょう。

ブロック塀は劣化してしまうと、危険なコンクリートの塊となってしまいます。ブロック塀の劣化を見分けるには、どのポイントを見たらよいのでしょうか。ブロック塀の中は鉄筋で支えられており、劣化してくるとサビが発生します。

ブロックの表面上にサビがついている場合は、劣化していると見ておいた方が良いです。その際に、ヒビや亀裂、欠けている部分もあったら要注意です。

さらに劣化が進むと、ぐらつきや傾いてしまっているケースもあります。そこまで劣化が進んでしまっている場合は、一刻も早く対処をした方が良いでしょう。

劣化したブロック塀の危険性として、一番大きなものが倒壊。地震が多い日本では、その可能性が高く気を付けなくてはいけないところです。倒壊した場合は人にケガをさせるおそれがあり、最悪の場合、小さな子供などは死に至ることにもなりかねません。そのような事故が発生すれば、損害賠償責任に問われる事態となります。

地震や台風による倒壊だったとしても、ブロック塀の安全基準を満たしていなければ所有者が責任をとることになります。そのようなトラブルに合わないためにも、定期的なメンテナンスは大切です。早い段階で補修をしていけば、その費用も抑えることができます。

長年放置すると、その補修費用も大きな金額となってしまうので、気付いた段階で早めに対策することで、安心とお得を手にすることができるのです。かなり劣化が進んでいる場合は、解体業者に依頼して解体、設置し直すのもひとつの手です。