株式会社 広岡組

建物によって構造は異なり、施工内容や解体費用も様々です。ビルやマンションにも寿命があるため、安全性を維持するには寿命が近づくと共に解体も検討する必要があります。マンションやアパートを中心とした、費用を抑える知識やポイントをご紹介していきます。

マンションやアパートでも物件それぞれで構造が異なります。建物の構造はRC造とSRC造の2パターン。RC造は、コンクリートの中に鉄筋が入った鉄筋コンクリートと呼ばれる構造です。中高層建物に使用される構造で、6～7階建てのマンションなどに最適。耐震性や耐火性もあるので、安心できる強度が実現できます。

そしてSRC造は、鉄骨の周りをさらに鉄筋で補強し、より強い強度の構造に仕上げます。RC造以上の強度を持つことから、高層ビルやタワーマンションで主流の構造です。頑丈に作られれば作られるほど、解体には時間と労力がかかり、費用は大きく変わってきます。

RC造やSRC造は、解体業者でも実際に作業してみないとわからない部分が多く、最初の概算見積もりから追加費用が発生するケースも珍しくありません。このような大きな解体工事になる場合は、工事に入る前に入念な現地チェックも入ります。

RC造やSRC造の建物の解体を依頼すると、見積もりが高くなりがちです。

解体費用が抑えられるポイントをいくつかご紹介します。